Skip to content

このAMXプロジェクトの意義MEMO #23

@mapconcierge

Description

@mapconcierge

古橋の私見

  • 地球上の地表面で生活をする人類にとって、土地を表現する情報は重要である。
  • 秀吉の太閤検地(石高制で標準化された天正17年/1589年の美濃検地以降の検地)によって、日本は世界でも最先端の公図:地籍図(Cadastral Map)が整備された稀有な国。
  • しかし、現代社会において日本では地籍図は完全には公開されず、その入手には法務局への申請(手数料支払含む)が必要であり、地籍図を入手することは容易ではなかった。これは土地の情報を扱う民間事業者をはじめ関連する多くの関係者にとっては多大なコストとして負担がのしかかっていただけでなく、新しいイノベーションの創出を阻害していた。
  • 特に重要な点として、日本の住所体系の不完全性と正確なジオコーディング技術の発展には地籍図として重要な要素である地番情報が必要不可欠である。一般的に日本の住所には建物に紐付けられる住居表示住所と土地に紐付けられる地番住所があり、前者は国土地理院によってデジタル化とその集約が進行しているが、地番住所がデジタル化されオープンに使える環境は法務省が個人情報を理由に公開を拒んでいたこともあり、オープンデータとして公開されることは難しいのではと指摘されてきた。
  • 今回の個人情報を除いた形での地積情報である狭義の公図:地番図(「14条地図」と「14条地図に準ずる図面」)の公開は、土地やそれに関わる様々な取り組みを次の次元へ引き上げる重要なベース・レジストリとなっていくだろう。
  • 日本全国の地番図デジタル化が完了していない状況でこのように公開されたことは、現時点での状況把握と課題の可視化をするタイミングとして非常に重要で評価できる。
  • 今回のデータ公開をきっかけに、地理座標系へと落とし込めていない任意座標系の法務省地図XMLデータのジオリファレンスと、デジタル化が完了していないエリアでのデジタル化作業の加速が期待できるだけでなく、そのための基礎技術や応用技術がオープンなコミュニティによって後押しすることによって、今までよりもより良い社会が作ることがこのプロジェクトの意義である。
  • 直接的なひとつのゴールとして、本プロジェクトの先には、日本国内でより精度の高いジオコーディング技術が進化することが期待される。

Metadata

Metadata

Assignees

Labels

MAYpriority: MAY整理プロジェクトの整理

Type

No type

Projects

No projects

Milestone

No milestone

Relationships

None yet

Development

No branches or pull requests

Issue actions