2025-10-18現在、数式の表示が異常事態

[tsubolabo]

2025-10-18-15:51 現在（17:05 現在も）、記事の中の数式の表示が異常です。数式表示の改善のための実地試験中なのでしょうか？

同じ記事でも、数式への変換が全くできずにtex記述がそのまま表示されたり、またあるときには、多くは正常なのに、\boldsymbolの文字だけがtex記述のままで赤色表示になったりと、様々です。レンダリングも以前は CHTML だったものが SVG に変わっています。

また、エディタの応答もその時々で変わります。プレビュー画面だけが変わるのであれば、暫くの我慢として許せますが、「下書き保存」すると、エディタの内容まで変わってしまうこともあります。これは困ります。

改善への取り組みは有難いことですが、いきなり表舞台でやらずに、舞台裏で確認してからにはできないのでしょうか？

少なくとも、表舞台で試験中には、記事の「編集する」ボタンを無効にしたり、エディタの使用は禁止していただきたいものです。

[tsubolabo]

10-18 18:18 現在は、次のような状態です。

Windows11,Edge では、\boldsymbolが赤文字で表示される以外は正常のようです。ただし、CHTMLをSVGに変えた分の変化はあります。（ベースライン変化、装飾記号の位置改善、括弧の上下分断解消、数式番号の位置適正化）。ただし、以前よりレンダリングに時間がかかるのか、tex表示が正常表示に変わるまで少しもたつく。

iPad,Safariでは、従来のWindows11,Edgeと似たような表示です。\boldsymbolは正しく変換動作している。ベースライン変化は不明、装飾記号の位置は高すぎのまま、括弧の上下分断はそのまま、数式番号の位置ずれもそのまま。

Android 15もiPad,Safariと同様です。

エディタの動作は未確認です。

[tsubolabo]

2025-10-19 11:05 の状態を報告します。
10-18 18:18 の状態と変わらないようです。
確認環境は Windows11,Edge のみです。

記事画面

「数式のプレビューがおかしい #298」に示したものと同一部分の画像を添付しておきます。
括弧の上下分断、装飾記号の相対位置、数式番号の位置 は改善されていますが、\boldsymbolが正しく解釈されていないのは致命的です。

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エディタ画面

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上の状態で「下書き保存」をクリックして編集を終了し、続けて同一の下書き記事の「編集する」をクリックすると、下の状態になって表示されます。元のテキストデータまで改変されてしまっています。（上の画像は上部（「あいうえお」まで）だけを見てください。下部は無視。実は、下の画像をコピーしたあとに、その上行に上書きして上の画像を作っています。）

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現在はこの状態で落ち着いていますが、昨日は、どの記述方法の数式でも、左のテキスト入力がそのままプレビューに表示されるままだったり、```math ～ ``` 形式で書いた数式のプレビューだけはコードブロック形式の黒背景にテキスト表示されたりで大混乱でした。

[tsubolabo]

2025-10-19 13:25 追記（環境: Windows11,Edge）。

新規に開いたブラウザにより、最初にQiita記事を閲覧した場合には、前回報告したとおりの記事画面（下記、表示箇所は前回とは異なる）になることは間違いありません。

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しかし、ブラウザの「更新」ボタン（右回り円形矢印）をクリックすると、MathJax が全く働かない状態の下記画面に変わったまま、いくら待っても数式は表示されません。

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一旦この表示になると、Qiitaのマイページに戻ってから、同一ページを再表示させても、MathJaxは働きません。ブラウザを閉じてからやり直せば、一枚目の画像の状態に戻ります。

[Phroneris]

あ、やっぱこれ起きてましたよね。同じく数式レンダリングがやたら不安定になる事があり何かと思いました

[TETSURO1999]

@tsubolabo さん，コチラでも確認しました。2025年10月19日20時30分ごろの状況です。

１）MathJax を用いた記事を作成する。以下は編集画面。

２）編集を終了すると下記の画面になる。この時点では CHTML で出力となっている。

３）出力を SVG に変更する。インライン数式部分のベースラインが多少変わるが，この時点で異常はない。

４ａ）再び編集に戻ると何故かインライン数式 $ の記号が消えてしまう。※コチラは Firefox の場合

４ｂ）編集に戻ると何故かインライン数式 $ と \boldsymbol が消えてしまう。※コチラは Edge の場合

結論

• MathJax の出力形式を SVG にしたまま編集画面に変わると，Markdown で記述された記事原稿の MathJax の部分が書き換えられてしまうという謎現象が発生する。
• 書き換えられる内容については数式の内容や位置，ブラウザによっても変わる。
• 記事原稿が書き換えられた後でも，編集作業を一切行わずにブラウザバックすれば表示は元に戻る。
  ※少しでも編集作業を行うと自動保存されて書き換えが固定化されてしまうので要注意
• その上で出力を CHTML に戻し，再度編集モードに切り替えると問題ない。
• 書き換えられた記事原稿を保存してしまうと CHTML モードに戻すのが容易ではない。
  ※CHTML モードに戻そうとしても失敗するが，稀に成功するときもある。成功条件をうまく整理できなかった。

Qiita 運営の皆さんへ

MathJax の CHTML モードは表示のズレという（人によっては）看過できるレベルの不具合だったと思われますが，現時点での SVG モードは使い物にならない，というか副作用があり過ぎてむしろ使用禁止にしたほうが良いレベルの不具合に思います。

再現記事はコチラ

https://qiita.com/TETSURO1999/private/a8eec4d92d1ba8437104

[tsuzuki-takaaki]

@tsubolabo @Phroneris @TETSURO1999

ご報告ありがとうございます。

数式表示に関する問題に関して、現在機能の試験運用はしておらず、予期していない問題が発生しております。
ご不便をおかけして申し訳ございません。

調査を進めていきますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

MathJaxのMath RendererがSVGの場合に発生する不具合に関しても調査を進めていきますので、#952 のように、改善まではCHTMLをご利用いただけますと幸いです。

よろしくお願いします。

[Phroneris]

@TETSURO1999

私は自分の記事執筆にあたり、『【v3.2.2更新版】Qiitaで使えるMathJaxの拡張機能まとめ』を見ながらcasesやgensymb等の拡張機能を色々こね回してました。

それと並行して #298 を発見したため、SVGへの切り替えも確かに行いました。
場合分けの大きな左波括弧 { が途切れるのなんかまさに悩まされた事で、結局casesの採用自体を諦めたものです。

そうして書いているうちに、$n$ のようなインライン数式がそのまんまプレーンテキストで表示されたり、\require{gensymb} 下なのに 90\degree が 90° にならず普通の 90 の後に赤文字で \degree と表示されたり、という事が起きたり起きなかったりする不具合に出会ったのでした。
不具合状態下では、当時執筆中だった私の記事（エディター右プレビューも下書き記事表示も）だけでなく、上記のMathJaxまとめ記事でも同様の事が起こっていました。
ChromeのCtrl+Shift+Rなんかも特に効果は無かったと記憶してます。

ただ、こね回す過程でSVGに切り替えてみてから今回の不具合に出会ったのか、それとも今回の不具合に出会ったために #298 も参考にしてSVGに切り替えてみたのか、前後関係はちょっと覚えてませんね…。
とりあえず今は私の環境では起きてませんし、起きなくなったのは少なくともCHTMLに戻してからです

[tsubolabo]

@TETSURO1999 , @Phroneris

コメントをありがとうございます。

昨日に続いて今日も、今までの異常な表示が嘘だったような気持ちの良い Qiita 画面が見られて快適です（しかし、本当に治ったという確信は未だ十分には持てていません）。

どうも、最後まで悪戦苦闘していたのは私だけだったようです。早々に泥沼から抜け出せた御二方のITリテラシーの高さには敬服します。

さて、この際、頭の整理のために、異常表示に関連して気がついたことを書き留めておこうと思います。

１．閲覧環境について

OSやブラウザの種類については、そのつど明記してきましたが、Qiita の閲覧方法については触れていませんでした。今回、これも異常表示に関係していそうだと感じたので書いておきます。

私は毎日、PC作業を終えるときには、必ずシャットダウンして電源まで落としています。しかし、Qiita にはログインしたままで、意識してログアウトした経験がありません。意図的なログアウトは、今回の悪戦苦闘の一操作として初めてやってみました。皆さんはどのように運用されているのでしょうか？

２．レンダラの切り替え禁止告知の必要性

今回の異常の根本的原因は、閲覧者による CHTML から SVG への切り替えであると想像されます。しかし、閲覧者はこの切り替えを軽い気持ちで行えます。切り替えたとしても、記事を再度開くときにはデフォルトの CHTML に戻ると思うのが自然ですから。

トラブルを防ぐためには、切り替え禁止にして操作できないようにするか、切り替えたとしても、Qiita 側で、その結果を履歴保存しないように改善していただく必要があります。

３．異常時の対処法の明示

私の前回のコメントには、異常から回復するための複雑な手順を書きましたが、無駄な操作も沢山含まれていそうです。Qiita さんには、最小限で必要十分な操作を明示していただきたいと思います。（例えば、ログアウトするだけで良かったかもしれないし、ログアウトとクッキークリアだけで良かったのかもしれません。自分で再現試験をやってみれば分かるのでしょうが、もうコリゴリです。）

「インライン数式を含む記事を編集すると、勝手に数式が別の表記に置換される #952」の質問をされた hmmnrst さんは、一回の SVG → CHTML の切り替え操作だけで、その後は自動的にデフォルトの CHTML 状態が表示されるようになったのでしょうか？　毎回、切り替え操作を必要としているようであれば、Qiita 推奨の回復操作も示してあげるべきです。

４．従来からの改善提案への対処

今回のような大変なトラブルを経験すると、TETSURO1999 さんが言われるように、それ以前に改善を要望してきたトラブルは「看過できるレベルの不具合」に見えてしまいます。

しかし、その言葉に安堵することなく、「数式のプレビューがおかしい #298」でお願いしている改善（Oct 4,2025,2:21 PM GMT+9 づけ）も引き続き宜しくお願いします。

[TETSURO1999]

@tsubolabo さん
ありがとうございます。この問題は既知だったんですね・・・

勝手に数式が別の表記に置換される

Closed になっているので見落としました。
全然解決していないと思いますが，質問者が解決したと判断したのなら仕方ないか・・・

[tsuzuki-takaaki]

@tsubolabo @Phroneris @TETSURO1999

詳細な共有ありがとうございます。
皆様にいただいた情報と提案をもとに、調査と対応を進めていきます。

引き続きよろしくお願いします。

[Phroneris]

切り替えを保存しないべきかというと、個人的にはちょっと疑問ですね…。
まぁそもそもなんで切り替えオプションが用意されているのかを私はイマイチ知らないのですが、常にSVG表示の方が好きだぜって人も存在するんでしょうから、それならその場の設定ではなく環境設定として保存されるのは普通に納得できます。
これについては変更周りの仕様/挙動がユーザーにとって直感的でなく不明瞭なのが悪いというのが私の感触で、

• 変更対象が右クリックした特定の数式だけではなくページ内全てに及ぶ事
• 変更が保存されており今後の他ページの閲覧にも適用される（ただし保存されない不具合もあるっぽい）事

が利用に際して明らかであれば、変更の保存自体は悪くないと思いますよ。
明らかにする方法は、めっちゃ理想を言えばその数式だけ変更する機能も追加した上でメニュー項目に「この数式だけ」「一時的に全て」「恒久的に全て」のようなオプションを追加するのが私に想像できる最高ですけど、MathJaxにそんな魔改造オプションが無ければ、現実的には変更すると上記の仕様/挙動を告げるダイアログを出すとか、最悪どっかのヘルプに上記を書いておくとかになるんでしょうかね。
もし #1024 で要望しているMathJaxチートシート的な物をご用意頂けるなら、少なくともそこには記載が欲しい所です。

ただこの辺は現象再現の話題に付随したある種の脇道でしかないので、そもそもSVGだろうとCHTMLだろうと適切に表示して頂く事こそがQiitaに求める本質的解決ですね！

[tsuzuki-takaaki]

@tsubolabo @Phroneris @TETSURO1999
お待たせしました。

調査したところ、今回の不具合はMathRendererのCHTMLとSVGの切り替えによって発生していたことがわかりました。

Qiitaの仕様としてはCHTMLでの出力を前提としているため、本来SVG出力のオプションを表示するのは適切ではありませんでした。
そのため誤解を避けるために、MathRendererのオプションを無効化する対応を行いました。

引き続き問題がありましたらお知らせください。よろしくお願いいたします。